リドカイン中毒の対処と治療法

リドカイン中毒の主な症状

リドカイン中毒は、舌のしびれやめまいから始まり、次第に筋肉の痙攣、痙攣発作(けいれん)、意識消失、昏睡、呼吸停止へと進行します。

治療手順

  1. 症状の確認と投与停止:リドカイン投与を直ちに中止し、患者の呼吸状態を確保します。必要に応じてマスク換気または気管挿管を行います。
  2. 痙攣の制御:ベンゾジアゼピン系(ジアゼパム 5〜10 mg)やバルビツ酸系(チオペンタール 50〜100 mg)で痙攣を抑制します。筋弛緩が必要な場合はサクシニルコリンを使用しますが、全身筋力が失われるため気管挿管が必須です。
  3. 循環管理:血圧低下や不整脈が認められた場合は、静脈内輸液と必要に応じて血管収縮薬を投与します。急性代謝性アシドーシスに対する炭酸水素ナトリウムの使用は議論があります。
  4. 原因の特定:大量過量投与がない場合でも、局所麻酔薬や他の薬剤からのリドカイン投与歴を確認し、原因を追究します。

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