ステージ4(代償不全)肝硬変の症状とは?
ステージ4(代償不全)肝硬変の主な症状
ステージ4肝硬変は、肝機能が著しく低下した最終段階です。症状は人によって異なりますが、代表的なものは以下の通りです。
1. 黄疸
血中ビリルビンが増加し、皮膚や眼球の白い部分が黄色くなります。
2. 腹水
腹腔内に液体がたまり、腹部が膨らんで不快感や呼吸困難を招くことがあります。
3. 浮腫
足や足首、足底にむくみが生じます。
4. 門脈圧亢進
門脈の圧が上がり、食道・胃静脈瘤ができやすくなります。破裂すると生命を脅かす出血につながります。
5. 肝性脳症
有害物質が血中に残り脳に影響を与え、意識障害、混乱、眠気、重症例では昏睡に至ります。
6. 疲労・倦怠感
貧血や全身エネルギー低下により、常に疲れやすくなります。
7. 食欲不振・体重減少
肝臓の消化・吸収機能が低下し、栄養不良や体重減少が起こります。
8. 出血傾向
凝固因子の合成が障害され、出血やあざができやすくなります。
9. 皮膚症状
蜘蛛様血管腫、色素沈着、かゆみなどが見られます。
10. 上腹部痛
肝臓の腫大や炎症に伴い、右上部の腹部に痛みや不快感が生じます。
すべての患者が上記すべての症状を示すわけではなく、症状や重症度は個々に異なります。疑いがある場合は、速やかに医療機関で診断・治療を受けましょう。
