二クロム酸ナトリウム中毒の症状は?
皮膚への接触
二クロム酸ナトリウムは皮膚刺激を起こし、赤み、かゆみ、やけどを引き起こします。長時間接触すると潰瘍、皮膚炎、最悪の場合は壊死に至ることがあります。
目への接触
目に入ると刺激、充血、痛み、灼熱感が生じます。重症では角膜損傷、結膜炎、視力低下や失明の危険があります。
吸入
吸入すると咳、くしゃみ、息切れ、鼻・喉・肺の刺激症状が現れます。慢性的な曝露は喘息、気管支炎などの呼吸器疾患を引き起こす可能性があります。
経口摂取
誤って飲み込むと激しい胃腸症状(吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、内部出血)を起こし、肝臓や腎臓にもダメージを与えます。重篤な場合は致命的です。
全身症状
頭痛、めまい、倦怠感、脱水、意識混濁などが見られ、血液化学の変化や腎・肝障害、さらにはがんリスクの増加も報告されています。
二クロム酸ナトリウムに曝露した疑いがある場合は、速やかに医療機関を受診し、早期の治療で症状の重篤化を防ぎましょう。
