血痰(ヘモプチシス)の原因と対処法

血痰(ヘモプチシス)とは、痰に血が混じる状態で、原因はさまざまです。重篤な疾患が潜んでいることもあるため、症状が出たら速やかに医療機関を受診してください。

主な原因

  1. 激しい咳:長時間続く激しい咳により、肺や喉の細い血管が破れ、血痰が出ることがあります。
  2. 呼吸器感染症:肺炎、気管支炎、結核などの感染症で気道や肺が炎症を起こし、血痰が生じます。
  3. 肺疾患:肺がん、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺塞栓症などが肺組織を損傷し、血痰を引き起こすことがあります。
  4. 心疾患:重度の僧帽弁狭窄や肺高血圧症などで肺の血管に圧がかかり、血液が漏れ出すことがあります。
  5. 鼻血:鼻血が喉の奥まで流れ込み、血痰と誤認されることがあります。
  6. 外傷:頭部・頸部・胸部への外傷で気道や肺の血管が損傷し、血痰が出ます。
  7. 医療処置:気管支鏡検査や肺生検などの手技で肺が刺激され、出血することがあります。
  8. 薬剤:抗凝固薬や抗血小板薬などの使用により出血リスクが高まり、血痰が出ることがあります。

受診が必要なサイン

以下の症状がある場合は、すぐに医師の診察を受けてください。

  • 胸痛や呼吸困難を伴う血痰
  • 高熱が続く
  • 大量の血痰が出る
  • 血痰が頻繁に繰り返す

血痰は、時に重篤な基礎疾患のサインとなります。早期に原因を特定し、適切な治療を受けることが重要です。

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