HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)を効果的に増量する手順
概要
ヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)を増量するには、妊娠女性の尿から抽出したHCG製剤を使用します。市販のブランド名にはPregnyl、Profasi、Novarel、Chorexなどがあり、溶媒ボトルと凍結乾燥粉末ボトルの2本セットで提供されます。主な適応は、4〜9歳の未降伏精巣(思春期前陰嚢未降下症)や、テストステロン産生低下による男性不妊、排卵障害による女性不妊です。
必要なもの
- 再構成用シリンジ
- 筋肉内注射用シリンジ
- アルコールワイプ
手順
1. 注射液の調整
- 医師の処方量を確認し、指示どおりに使用します。
- 再構成用シリンジの針キャップを外し、注射に使用する筋肉内針とは別であることを確認します。
- 溶媒ボトルと粉末ボトルのフリップキャップを外し、粉末ボトルに針を刺して処方された量(1〜10 cc)を吸引します。
- 針を溶媒ボトルに差し替え、空気を注入してからボトルを逆さまにし、同量の溶媒を吸引します。
- 再び針を粉末ボトルに戻し、溶媒を注入して粉末と混合します。
- 使用した再構成用針は廃棄し、混合液を軽く回転させて透明になるまで確認します(粒子がある場合は使用しない)。
- 新しい筋肉内注射用シリンジの針キャップを外し、混合液が入ったボトルに針を刺します。
- ボトルを逆さまにして、空気が混入しないようにしながら処方量を吸引します。
- 針先に液滴が出るまでプランジャーを押し、気泡があれば軽く叩いて除去します。
2. 注射の実施
- 左または右の臀部上部四分円の約2インチ(5 cm)をアルコールワイプで拭き、1分間乾燥させます。
- 皮膚を軽く引っ張り、約3 インチ離れた位置から垂直(90度)に素早く針を刺入します。
- プランジャーを少し引き、ゆっくりと押し込み、全量のHCGを注入します。
- 針を速やかに抜き、出血が止まるまでアルコールワイプで止血します。
- 使用した針は医師の指示に従い安全に廃棄し、再使用しないでください。
注意点
- 必ず医師の指示通りの用量とスケジュールで使用してください。
- 混合液が濁っていたり粒子が見える場合は使用しないでください。
- 針は一回限りで廃棄し、感染防止のために適切に処理してください。
