日焼けベッド使用時に注意すべき薬剤一覧
抗生物質
多くの抗生物質は光過敏症を副作用として挙げており、服用中は日焼けベッドの使用を控えるよう警告されています。テトラサイクリン系(テトラサイクリン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン)やスルホン系(バクトリム、セプトラ等)は光感受性を高め、日焼けや皮膚がんのリスクが上昇します。薬剤誘発性光過敏症は、日光や人工紫外線に曝露した24時間以内に重度の日焼け、紅斑、広範囲の赤み、場合によっては水疱(日光中毒様)を引き起こすことがあります。抗生物質を処方された際は、使用中の日焼けベッドの安全性について医師に確認しましょう。
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
関節炎や腰痛、自己免疫疾患に伴う慢性関節痛の緩和に広く使用されるNSAIDs。中でも処方されるナプロキセンやピロキサムは光過敏症のリスクが高いとされています。市販のナプロキセンも低用量ですが、紫外線に対する感受性が生じる可能性があります。NSAIDsを服用中に日焼けベッドを利用したい場合は、必ず医師に相談してください。
心臓薬
高血圧やむくみ、 不整脈の治療に用いられる利尿剤(フロセミド、ヒドロクロロチアジド)やβ遮断薬(チモロール)、抗不整脈薬(アミオダロン、キニジン)などは、光過敏症や熱感受性を引き起こすことがあります。薬剤の添付文書や薬剤師に光過敏症の有無を確認し、日焼けベッドの使用は控えるべきです。
レチノイド
ニキビやシワ、特定の皮膚疾患の治療に用いられる経口・外用レチノイド(アシトレチン、タザロテン、トレチノイン等)は、皮膚の細胞代謝を活性化させるため、光感受性が増大します。使用中は太陽光や人工紫外線を避け、日焼けベッドの利用は控えてください。併用については皮膚科医と必ず相談しましょう。
以上の薬剤は光過敏症を引き起こす可能性があるため、日焼けベッドの使用前に必ず医師や薬剤師に相談し、安全を確保してください。
