薬を服用中の口の乾燥の治療法は?
特徴
口腔乾燥(ドライマウス、または口腔乾燥症)は、唾液が少なくなる状態で、粘りのある糸状の唾液が出ることがあります。口角炎、唇のひび割れ、口臭、喉の痛み、嚥下困難、話しにくさ、味覚低下などの症状が伴うことがあります。
原因と対象薬剤
多くの処方薬の副作用として起こります。特に以下の薬がよく報告されています。
- 抗不安薬・抗うつ薬
- 排尿障害治療薬
- 降圧薬
- パーキンソン病治療薬
- 制吐薬、抗ヒスタミン薬、筋弛緩薬など
予防・対策
- 砂糖不使用のハードキャンディやガムを噛む。
- 市販の人工唾液製剤を使用する。
- カフェインやタバコを控える。
- 口呼吸を避け、鼻呼吸を心がける。
- 就寝時に加湿器を使用する。
薬物治療
症状が重度の場合は、医師がエボサックやサラゲン(ピロリドン塩酸塩)などの唾液分泌促進薬を処方することがあります。
留意点
薬の種類や用量を調整することで、口腔乾燥を軽減できる場合があります。担当医と相談し、代替薬や減量を検討してください。
注意事項
長期間の口腔乾燥は歯の虫歯や歯周病のリスクを高めます。唾液はプラークや食べかすを洗い流し、味覚や消化にも重要です。
