破傷風ワクチンの副反応と対処法
米国疾病予防管理センター(CDC)は、乳幼児から成人まで破傷風ワクチンの接種を推奨しています。
破傷風とは
俗に「顎関節拘縮(ロックジョー)」と呼ばれる破傷風は、致命的になることもある重篤な感染症です。毒素が筋肉に作用し、特に顎の筋肉が硬直して口を開けられなくなるほか、全身の筋肉が痙攣します。
リスク
破傷風そのものがもたらすリスクは、ワクチン接種によるリスクをはるかに上回ります。破傷風ワクチンは、重篤な副作用が極めて低い安全な予防策です。
軽度の副反応
- 約25%の子どもが、接種部位の赤み、腫れ、痛み、発熱を経験します。
- まれに、倦怠感、食欲不振、嘔吐が見られることがあります。
中等度の副反応
- 稀に、けいれんや体温が摂氏40.5度(華氏105度)以上の高熱が起こります。発症率は14,000人に1人未満です。
- 子どもでは、1,000人に1人程度が3時間以上泣き止まないことがあります。
- 成人でも同様の軽度・中等度反応が起こりますが、頻度は低めです。
重篤な副反応
- 重度のアレルギー反応は、100万人回以上の接種で1件未満と極めて稀です。
- その他、永久的な脳障害、長期的なけいれん、昏睡などの重篤な症状は極めてまれで、ワクチンが直接原因であるかは不明です。
中等度から重篤な反応が出た場合の報告
接種後に中等度以上の症状が現れた場合は、速やかに医療機関へ相談し、担当医に報告してください。
