なぜ三角筋(デルトイド)に注射するのか?

三角筋(デルトイド)が注射部位として選ばれる主な理由

1. アクセスのしやすさ:上腕の外側に位置し、皮下組織が薄いため、針が筋肉に直接届きやすい。

2. 十分な筋肉量:三角筋は比較的大きな筋肉で、臀部ほどではないものの、一定量の薬剤を投与できる。

3. 神経・血管が少ない:主要な血管や神経が少なく、誤って損傷するリスクが低い。

4. 血流が豊富:小さな血管が網の目のように走っており、薬剤の吸収と分布が良好。

5. 動きが比較的安定:他の筋肉に比べて動きが制限されやすく、投与後の薬剤の位置が安定しやすい。

6. 自己注射に適する:インスリンなどの自己注射が必要な場合、太ももや腹部に比べて扱いやすい。

医療従事者は、薬剤の種類・投与量・患者の年齢・基礎疾患などを総合的に判断し、注射部位を選択します。小児や筋肉量が少ない人、または大量投与が必要な場合は、臀部や大腿部など他の部位が選ばれることもあります。

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