ドロチン錠を7錠服用した場合の危険性とは?

ドロチン(別名ドロタベリン)は、過敏性腸症候群、胆嚢痙攣、腎臓結石痛、月経痛などの平滑筋痙攣や痛みを緩和するために処方される薬です。しかし、推奨用量を超えて服用したり自己判断で大量に摂取したりすると、生命に関わる重篤な副作用が現れます。

心臓への影響

ドロチンは抗痙攣作用により心筋の収縮を抑制するため、心拍数が低下したり、心拍リズムが乱れやすくなります。7錠以上の過剰摂取は、洞不全や房室ブロック、最悪の場合は完全ブロックといった致命的な不整脈を引き起こす可能性があります。

呼吸抑制

呼吸に関与する筋肉の活動が低下し、呼吸数が減少、酸素飽和度が低下します。重症例では呼吸不全に至ることがあります。

低血圧

血管拡張作用により血圧が急激に下がり、めまいや失神、倦怠感が生じます。

胃腸障害

吐き気、嘔吐、下痢、腹部痙攣などの症状が現れ、食事や水分摂取が困難になります。

眠気・意識障害

鎮静作用により強い眠気や倦怠感、集中力低下が起こります。大量服用では精神的混乱や方向感覚の喪失が見られることがあります。

過剰摂取時のその他の症状

視覚障害、幻覚、痙攣、意識喪失など、重篤な中枢神経症状が出現することがあります。

緊急対応

ドロチン錠を7錠以上服用した、または過剰摂取が疑われる場合は、直ちに医療機関を受診してください。救急車を呼ぶ(例:119、911、112 など)か、最寄りの救急部へ搬送することが必要です。

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