扁平苔癬(へんぺいだいせん)と亜鉛・ビタミンCの関係
扁平苔癬とは
扁平苔癬(へんぺいだいせん)は、皮膚や粘膜に現れる慢性炎症性の皮膚疾患です。ラテン語で「lichen(苔)」と「planus(平ら)」を意味し、平らで多角形の小さな隆起が紫色を帯びて現れます。主に前腕、脚、足首などに見られますが、口腔や鼻、膣の粘膜にも発症することがあります。
症状
かゆみを伴い、2〜4mmの直径の紫色の斑点が数日から数週間続きます。症状は同一部位や別部位で再発することがあり、斑点が拡大してざらざらした鱗屑を形成することがあります。
診断と治療
診断は主に視診による色と形状の確認で行われます。治療の第一選択はステロイド外用薬で、症状が重い場合は内服ステロイド(プレドニゾン等)が使用されます。現在、亜鉛やビタミンCが扁平苔癬の有効療法であるという医学的根拠はありません。これらのサプリメントに関する情報は、主にソーシャルメディアやフォーラムに限られ、査読付きの研究は存在しません。
