ヒトの赤疥癬(赤いマージ)
疥癬(かいせん)は、皮膚に寄生する疥癬ダニが引き起こす、見た目も不快も痛みも伴う皮膚疾患です。犬・猫・馬・牛などさまざまな動物に感染し、人間にも伝染します。接触による感染が主な経路です。
症状
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犬での赤疥癬は、毛包に住むダニが原因です。最初は抜け毛が見られ、次第に広がる脱毛斑ができます。かゆみと刺激感が強くなり、二次感染により悪臭を伴うこともあります。免疫力が低下し、他の病気にかかりやすくなります。
ヒトに感染した場合、犬との接触後に数日で発疹が出ます。腕・太もも・腹部などに膿疱や水疱が現れ、かゆみを伴います。
誤解
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疥癬は人に感染しないという誤解が多いですが、赤疥癬など一部のタイプは感染動物と接触することでヒトへも移ります。稀ではありますが、実際に報告されています。
治療法
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犬の赤疥癬には、薬用シャンプーが最も基本的な治療です。二次感染が疑われる場合は抗生物質の投与が有効です。重症例では獣医師の指示のもと、寄生虫除去用のリンスを週1〜2回使用し、ダニが完全に駆除されるまで継続します。
ヒトの場合は、サルマチック(疥癬)治療薬と同様の外用殺ダニ剤が主に使用され、市販の薬局でも入手可能です。
代替療法
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ビタミンEオイルは、犬・人ともに皮膚の保湿とかゆみ緩和に安全に使用できます。魚油も抗炎症作用があり、かゆみを軽減します。にんにくに含まれる硫黄化合物はダニを嫌がるため、にんにくオイルを薄めて発疹に塗布すれば、細菌感染の予防にもなります。
予防・対策
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赤疥癬は感染動物から人へ移りますので、まずはペットを疥癬から守ることが最善です。定期的なケアと清潔な環境は、皮膚病への抵抗力を高めます。また、疥癬が疑われる動物との接触を避け、感染が確認された場合は速やかに獣医師に相談し、治療を開始してください。
感染した犬を扱う際は手袋を着用し、感染者の衣類や寝具は熱湯で洗濯し高温乾燥してください。洗濯できないものは密閉プラスチック袋に入れ、数週間保管すれば餌がなくなりダニは死滅します。
