乾癬(かんせん)について
乾癬(かんせん)は、過剰に活性化したT細胞が皮膚細胞の増殖を促進し、正常なはがれ速度を超えて皮膚が厚くなり、鱗屑や赤み、かゆみ、痛みを伴う炎症を引き起こす自己免疫疾患です。重症例では出血や灼熱感、爪の凹み、関節の腫れや硬直も見られます。
診断
医師は患部の視診と症状の評価で乾癬を診断します。必要に応じて皮膚生検を行い、顕微鏡で組織を確認し、類似症状の他疾患と区別します。
タイプ
乾癬には主に5つのタイプがあります:斑状(プラーク)型、膿疱型、点状(ガッテ)型、紅皮症型、陰部型です。
重症度
症状は局所的に限られた部位に留まることもあれば、体全体に広がることもあります。症状が一時的に消失することもありますが、ほぼ必ず再発します。
誘因
ストレス、寒冷、アルコール摂取、皮膚の外傷、薬剤、やけど、虫刺され、溶連菌感染、喫煙、カンジダ症などが乾癬の発症や悪化を引き起こすことがあります。
治療法
根本的な治癒法はありませんが、軽度から中等度の乾癬は光線療法やステロイド外用薬、ビタミンD類似体で管理できます。重症例は外用薬、光線療法、経口薬の併用が必要です。
留意点
乾癬は接触感染しません。症状があっても他人に伝染することはありません。
