ニスタチン(処方薬)の概要と使用方法
作用機序
ニスタチンは真菌細胞壁のステロール(脂質)に作用し、細胞膜の機能を阻害します。ステロールが失われると細胞内容物が漏れ出し、真菌は死滅します。
服用期間
症状が消失した日から2日後まで服用を続けることが推奨されます(RxList)。
投与方法・頻度
通常、1日3〜5回服用します。剤形(カプセル、錠剤、ロゼンジ、液体)や年齢、感染の重症度により用量は異なります。義歯を使用している人は、毎晩義歯をニスタチン溶液に浸して真菌を除去することがあります(Mayo Clinic)。
副作用・リスク
主な副作用は下痢、吐き気、嘔吐、発疹です。稀に心拍数増加、顔面浮腫、筋肉痛、重篤な皮膚症状(スティーブンス・ジョンソン症候群)などが報告されています(RxList)。
使用上の留意点
胎児への影響は不明なため、妊婦への処方は原則行われません。また、ロゼンジは窒息リスクがあるため、5歳未満の子供には投与しないでください(Mayo Clinic)。
