梅毒の症状と感染段階別の特徴
一次梅毒(初期症状)
感染部位にできる小さくて痛みのない潰瘍(硬性下疳)が最初の症状です。感染後10〜90日で出現し、数週間で自然に治りますが、その間は非常に感染力が強いです。
二次梅毒
硬性下疳が治癒した数週間後に現れます。全身に赤や茶色の発疹が出るほか、インフルエンザ様の症状が伴うことが多いです。
- 発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛
- リンパ節腫脹
- イボや平坦で灰白色の病変(コンジローマラタ)
- 脱毛
- 視覚障害、聴覚障害
潜伏梅毒
症状が現れない期間が続く段階です。数年にわたることもあり、感染は継続しますが自覚症状はありません。
三次梅毒
感染後数年〜数十年で現れる重篤な段階です。様々な臓器に障害が出ます。
- 皮膚病変
- 骨痛・関節痛
- 心血管系障害(大動脈瘤など)
- 神経系障害(痙攣、認知症、視力・聴力障害)
- 失明、麻痺
先天性梅毒
妊娠中の母親から胎児へ感染することがあります。新生児に以下のような症状が現れます。
- 早産・低体重
- 失明・難聴
- 精神遅滞・痙攣
- 死産
