皮膚真菌(白癬)の治療法

白癬(リングワーム)は皮膚の表層に起こる真菌感染で、感染力が非常に強く、感染した人や動物との直接接触、または梳子・タオルなどの共用で広がります。子どもに特に多く見られますが、ほとんどの場合は自宅での治療で完治できます。

症状

  • 白癬はかゆみを伴う赤い発疹が円形に広がり、中心部は比較的健康な皮膚が見られます。水疱や滲出が起こることもあります。複数箇所に症状が出ることがあり、特にスポーツ選手、保育園の子ども、動物と接する仕事の人、肥満体型の人、湿度の高い地域に住む人、免疫力が低下している人が罹りやすいです。ひげにできた場合は「理容師のかゆみ(バーバーのかゆみ)」、股部にできた場合は「股部白癬(ジョックイッチ)」、足にできた場合は「足白癬(アスリートフット)」と呼ばれます。

自宅での対処法

  • 市販の抗真菌薬での治療が最も一般的です。クロトリマゾール、ミコナゾール、テルビナフィン、トルナフタートなどが使用できます。患部を洗浄しよく乾かした後、薬を薄く塗布します。1日2回、2週間程度続けてください。治療中は寝具やパジャマを毎日洗濯し、再感染を防ぎます。

医師の診察が必要なとき

  • 自宅治療を2週間続けても症状が改善しない場合は医師の診察を受けましょう。医師は見た目と症状で診断しますが、必要に応じて皮膚のかき屑を採取して顕微鏡検査を行うこともあります。処方薬としては、外用薬(ブテナフィン、シクロピロックス、エコナゾール、ミコナゾール、オキシコナゾール、テルビナフィン)や、経口薬(イトラコナゾール、フルコナゾール、ケトコナゾール、テルビナフィン)が選択されます。

予防策

  • 再感染を防ぐために、手洗いを頻繁に行い、特に学校や保育園、ジムなど多くの人が利用する場所では注意が必要です。過度な発汗を避け、皮膚を常に乾燥させるよう心がけましょう。ブラシやタオル、衣類などの個人用品は共有しないことが重要です。ペットに毛が抜けた箇所がある場合は、獣医師に白癬の有無を確認してもらいましょう。

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