帯状疱疹(ヘルペスゾスター)の原因とは?
症状の特徴
発症後最初の3日間は、皮膚が焼けるような痛み、かゆみ、チクチク感が現れ、2〜3週間続く痛みを伴う水疱へと進行します。
原因
帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)によって引き起こされます。このウイルスは水痘(水ぼうそう)を引き起こすものと同一です。水痘にかかるとウイルスは神経節に潜伏し、約20%の人で後に再活性化し、神経から皮膚へと移動して帯状疱疹を発症させます。再活性化の原因は内部要因と外部要因に分かれます。
内部要因
水痘に罹患したことがあるすべての人が帯状疱疹のリスクを持ちますが、特に50歳以上や免疫力が低下している人に多く見られます。外傷、ストレス、がんやエイズなどの疾患は免疫力を低下させ、再活性化のリスクを高めます。
外部要因
化学療法、放射線療法、臓器移植後の免疫抑制薬、長期にわたるステロイドやコルチゾンの使用など、免疫を抑える医療処置も帯状疱疹の発症リスクを増大させます。
感染上の注意点
水疱が破れた場合、直接皮膚接触によりウイルスを他者に伝染させることがあります。ただし、感染した相手は帯状疱疹ではなく水痘(子どもの水ぼうそう)を発症します。
予防と治療
帯状疱疹の予防には「Zostavax」ワクチンがあります。水疱がかさぶたになるまで覆うことで感染拡大を防げます。抗ウイルス薬による治療は発症から3日以内に開始すると最も効果的です。
