皮膚の刺激や膿瘍・発疹を引き起こす自己免疫疾患は?

自己免疫疾患の中には、皮膚に刺激を与え、膿瘍(膿胞)や発疹を引き起こすものがあります。以下に代表的な疾患を紹介します。

乾癬(Psoriasis)

乾癬は全世界で数百万人が罹患している慢性皮膚疾患です。赤く鱗状の斑点が頭皮、肘、膝、腰部など全身に現れます。免疫系が健康な皮膚細胞を誤って攻撃し、炎症と皮膚病変を引き起こす自己免疫疾患です。

アトピー性皮膚炎(Eczema)

アトピー性皮膚炎は炎症性の皮膚疾患で、乾燥・かゆみ・刺激感が特徴です。アレルギーや喘息と関連し、掻きむしりによって皮膚バリアが破壊されると、膿瘍や二次感染を伴う発疹が生じやすくなります。

全身性エリテマトーデス(Lupus)

全身性エリテマトーデスは全身の臓器に影響を及ぼす自己免疫疾患で、皮膚型(Cutaneous Lupus Erythematosus)もあります。皮膚型は紅斑、腫脹、水疱、さらには膿瘍や潰瘍を引き起こすことがあります。

全身性硬化症(Scleroderma)

全身性硬化症は結合組織が硬化・肥厚する慢性疾患です。局所型やモルフェアなどの亜型では、皮膚に潰瘍や水疱、発疹が出現することがあります。

血疱性大疱性表皮剥離症(Bullous Pemphigoid)

血疱性大疱性表皮剥離症は自己免疫性の水疱性皮膚疾患で、皮膚上に大きく張りのある水疱が形成されます。破裂すると潰瘍や痂皮が残ります。高齢者に多く、特定の薬剤や基礎疾患と関連します。

上記は一例であり、他にも皮膚の刺激や膿瘍、発疹を伴う自己免疫疾患があります。症状が持続したり重篤である場合は、正確な診断と適切な治療のために医療機関を受診してください。

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