角化症(バットバンプ)治療法
皮膚にできる小さな突起は、毛穴や毛包が死んだ角質、皮脂、タンパク質、ダニなどで詰まることで発生します。湿疹、酒さ(ロザシア)、乾癬などさまざまな皮膚トラブルと関連しています。遺伝性の毛包障害である角化症(Keratosis pilaris)は、角質が毛穴に詰まり、上腕部・太もも・臀部にざらざらした突起が現れます。ダニが増えると症状が悪化することもあります。
角質除去(エクスフォリエーション)
KeratosisPilaris.org のデータによると、角化症の多くの人は角質除去で改善が見られます。皮膚科医や美容外科医が行う機械的・化学的エクスフォリエーションの方法があります。米国形成外科学会の用語集で手順を確認できます。
自宅でできる方法として、米国オステオパシー皮膚科学会のサイトが紹介しているのは、長時間の温かい入浴後に粗いタオル、硬めのブラシ、またはBuf‑Pufで対象部位を優しくこする方法です。
適度な日光浴
ダニが症状を悪化させている場合、適度な日光浴が有効です。紫外線はダニやニキビの原因菌を殺菌するとされています。日光はビタミンDの合成にも必要なので、日焼け止めを厚く塗らずに、1日10〜15分程度、日差しを浴びることをおすすめします。
市販薬・処方薬のクリーム
KeratosisPilaris.org のコミュニティメンバーは、特に臀部の突起に効果があるとされる市販クリームを使用して改善を報告しています。
尿素やα-ヒドロキシ酸(AHA)配合の薬用クリームは有効ですが、米国オステオパシー皮膚科学会は1日2回以上の使用は刺激が強すぎる可能性があると警告しています。処方薬としては、赤みが強い場合にエリスロマイシンやバクトリムなどの抗生物質、ビタミンA誘導体のタゾラック(Tazorac)クリームが検討されます。ただし、タゾラックは刺激を感じる人もいるため注意が必要です。
その他の対策
角化症の根本的な治癒法はまだ確立されていません。効果のある方法は人それぞれです。シーバックソーン石鹸が有効と感じる人もいれば、食生活を見直し皮脂分泌を抑えることで改善する人もいます。湿疹や乾癬の方は保湿を十分に行うことが重要です。試行錯誤と情報収集を続けることで、最適なケアを見つけましょう。
