ロテンサン(ベナゼプリル)の副作用と注意点
副作用
軽度の副作用
ロテンサンはすべての薬と同様に副作用が起こることがあります。軽度のものとしては、皮膚のかゆみや発疹、吐き気、下痢、便秘、めまい、眠気、頭痛、咳などがあります。症状が気になる場合は医師に相談してください。
重度の副作用
重篤な症状が現れたら直ちに医療機関を受診してください。アレルギー反応(じんま疹、呼吸困難、顔や喉の腫れ、腹痛)や、めまい・失神、黄疸、むくみ、急激な体重増加、排尿異常、発熱、寒気、全身倦怠感、筋力低下、不整脈、皮膚のひび割れや剥離、胸痛などが報告されています。
既往症・禁忌
以下の状態がある方はロテンサンを使用すべきではありません。
- ACE阻害薬に対するアレルギー
- 腎不全、透析中、肝臓疾患、心臓病、うっ血性心不全
- 糖尿病や結合組織疾患(全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、マルファン症候群、シェーグレン症候群など)
- 妊娠中の使用は胎児に奇形のリスクがあるため禁忌です。また、授乳中は母乳を通じて乳児に影響を与える可能性があります。
薬物相互作用
ロテンサンを服用する前に、処方薬・市販薬を含むすべての薬剤を医師に伝えてください。特に以下の薬剤との併用は注意が必要です。
- リチウム
- 金製剤(関節リウマチ治療用)
- 利尿薬
- インスリンや経口血糖降下薬
これらの薬剤と併用する場合、ロテンサンの用量調整が必要になることがあります。
特別な注意点
- アルコールは血圧をさらに低下させ、副作用を増強するため、服用中は控えてください。
- 医師の指示がない限り、塩分代替品やカリウムサプリメントの使用は避けてください。
- 手術を受ける際は、担当外科医にロテンサンを服用中であることを伝え、必要に応じて一時的に中止する指示を受けてください。
- 脱水を防ぐため、十分な水分摂取を心がけてください。
