早期心室収縮(PVC)を伴う洞調律とは?
概要
洞調律(正常な洞性リズム)に時折早期心室収縮(PVC)が混在する状態は、心拍が洞房結節から始まる一方で、心室からの早期拍動が不規則に現れる不整脈です。PVCは心室が通常より早く収縮することで、1拍が抜ける感覚や余分な拍動として胸に感じられます。
早期心室収縮(PVC)とは
PVCは比較的頻繁に見られる不整脈で、多くの場合は特に問題ありません。しかし、頻度が高い、または持続的に出現する場合は、冠動脈疾患や心不全などの基礎疾患のサインである可能性があります。さらに、PVCが増えると心室細動などの重篤な不整脈へ移行するリスクもあります。
診断と治療のポイント
頻繁なPVCを感じたら、まずは心臓専門医の診察を受け、心エコーやホルター心電図などで基礎疾患の有無を確認しましょう。治療は以下のように選択されます。
- 薬物療法:β遮断薬やカルシウム拮抗薬などでPVCの頻度を抑制。
- 生活習慣の改善:カフェインやアルコールの摂取制限、十分な睡眠、ストレス管理。
- カテーテルアブレーション:PVCの原因となる心筋部位を焼灼し、根本的に除去。
治療の必要性は症状や基礎疾患の有無に応じて医師と相談してください。
