イチゴ状血管腫(ストロベリーマーク)の除去方法
イチゴ状血管腫(ストロベリーマーク)とは
血管腫は皮膚から突出した先天性のしこりで、鮮やかな赤色を呈します。そのため「イチゴ状血管腫」や「ストロベリーマーク」と呼ばれます。多くは乳児期に現れ、時間とともに自然に薄くなることが一般的ですが、残る場合は美容上の理由で除去を検討することがあります。心配な点があれば必ず医師に相談し、適切な治療方針を決めましょう。
除去・縮小の主な治療法
- ステロイド療法
ステロイド(副腎皮質ホルモン)を皮膚内に注射するか、経口投与することで血管腫の増大を抑え、場合によっては縮小させることが期待できます。治療は複数回にわたって行うことが多く、血糖値上昇や血圧上昇、成長障害(特に小児)などの副作用に注意が必要です。医師とリスクとベネフィットを十分に話し合ってから受けましょう。
- レーザー治療
レーザーで血管腫の毛細血管を焼灼し、血流を遮断して増大を止めます。数回の施術が必要になることが多く、施術中や施術後に痛み、出血、色素沈着や瘢痕(はんこん)などの副作用が起こる可能性があります。
- 凍結療法(クライオセラピー)
液体窒素を用いて血管腫周囲の組織を凍結し、壊死させて除去します。施術前に副作用や回復期間について医師から十分な説明を受けましょう。
- 外科的切除
血管腫が眼・鼻・口など機能的に問題を起こす部位にあり、自然に消失しない場合は外科手術で切除することがあります。手術は最終手段とされ、瘢痕や感染リスクが伴います。
治療法は患者さんの年齢、血管腫の大きさ・部位、全身状態によって選択されます。必ず専門医と相談し、最適な方法を選びましょう。
