日光を浴びた後に腕に白い斑点ができた

皮膚に白い斑点ができるのは、主にメラニン色素の減少が原因です。日光に当たると皮膚はメラニンを多く生成して色が濃くなりますが、特定の箇所だけ色素が失われると白い斑点が現れます。原因を正確に把握するには皮膚科専門医の診察が必要です。

酵母(白癬)

日光後に白い斑点ができる一般的な原因は、白癬菌(tinea versicolor)です。この酵母は自然界に広く存在し、油性肌や妊娠中の方が特に感染しやすいです。酵母が皮膚のメラニン生成を妨げ、日焼けができないために不均一な白斑が現れます。伝染性はなく、足白癬や股部白癬用のクリームで治療できます。

白斑症(ヴィティリゴ)

ヴィティリゴは、白斑症とも呼ばれる稀な皮膚疾患で、皮膚のメラニンが徐々に失われ、白い斑点が現れます。原因は不明ですが、ストレス、遺伝、日焼けが関与していると考えられています。皮膚科医の診断後、薬物療法、外科手術、光線療法などで治療します。

先天性色素欠損(Nevus Depigmentosus)

先天性色素欠損は、生まれつきメラノサイトの機能が低下しているために白い斑点ができる疾患です。成長とともに目立ちやすく、日光に当たると周囲の皮膚が濃くなるため、白斑が際立ちます。レーザー治療や皮膚移植で改善できる場合があります。

その他の原因

やけどやニキビ炎症などの皮膚損傷によりメラノサイトが破壊され、白い斑点が残ることがあります。また、子供の冬季に見られる乾癬様白斑(pityriasis alba)や、加齢に伴う遺伝性の小斑点(idiopathic guttate hypomelanosis)も原因となります。

いずれの場合も、正確な診断と適切な治療のために皮膚科医を受診してください。

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