湿疹治療に使用するステロイドクリームの副作用

ステロイドクリーム(コルチコステロイド)は、湿疹(アトピー性皮膚炎)治療の定番薬です。かゆみや乾燥を抑えて皮膚の回復を助けますが、長期使用や高力価の製剤では副作用が生じることがあります。

皮膚萎縮(皮膚が薄くなる)

ステロイドクリームの最も一般的な副作用は皮膚萎縮です。高力価のクリームを長期間使用すると、皮膚が薄く脆くなります。特に高齢者や元々皮膚が薄い人はリスクが高く、顔や手の背側が影響を受けやすいです。

接触皮膚炎

ステロイドクリームに含まれるステロイド成分、保存料、ラノリンなどに対してアレルギーがあると、接触皮膚炎(発疹や炎症)が起こります。過去にアレルギー歴がある人は注意が必要です。

ロザケア(酒さ)

ステロイドクリームは、顔に使用するとロザケアを誘発することがあります。特に女性、色白、30〜60歳の方はリスクが高いです。一方、ロザケアの症状緩和にステロイドが用いられることもあります。

クッシング症候群

ステロイドクリームが皮膚から体内に吸収され、長期間にわたって高濃度のコルチゾール様作用を及ぼすとクッシング症候群を引き起こす可能性があります。高血圧、骨粗鬆症、糖尿病などの合併症が報告されています。

副作用を防ぐためには、医師の指示に従い、使用期間と力価を適切に管理することが重要です。

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