鼻をほじることのリスクと影響
鼻をほじる行為は子どもでも大人でも誰しも経験したことがあるでしょう。しかし、思わぬ健康被害や社会的な問題を引き起こす可能性があります。公共の場で指を鼻に入れる前に、以下のリスクを確認しておきましょう。
細菌感染のリスク
食事前に手を洗うように教えられますが、鼻をほじる前に手を洗う習慣はあまり教えられません。鼻腔は血管が皮膚表面に近く、傷や擦れができやすい部位です。そのため、細菌やウイルスが血流に入り込みやすく、感染症の原因となります。
鼻のにきび(鼻腔炎)
顔のにきびが痛くて不快なように、鼻腔内にできるにきびはさらに苦痛です。鼻腔炎(鼻腔内膿瘍)は、細菌感染や毛穴の詰まりが原因で腫れた痛みを伴う膿疱ができる状態です。これをほじるとさらに細菌が拡がり、鼻の外側に膿瘍ができることもあります。
鼻中隔穿孔
鼻は左右に分かれた2つの鼻孔を、薄い皮膚層(鼻中隔)で仕切っています。頻繁に鼻中隔をこすったりほじったりすると、鼻中隔に小さな穴が開く「鼻中隔穿孔」を引き起こすことがあります。穿孔ができると、鼻血や呼吸時のヒューヒュー音が生じ、見た目にも影響が出ます。
社会的な恥ずかしさ
鼻をほじる行為は多くの人が行っていても、公共の場では不衛生で無礼とみなされます。手に粘液や汚れが付着したまま他人と接すると、周囲からの評価が下がり、最悪の場合は社会的に孤立してしまうこともあります。母親から言われた『鼻をほじらない』という教えは、健康とマナーの両面で重要です。
