深部摩擦マッサージのやり方
筋肉、靭帯、腱の損傷は微細な裂傷によって炎症と痛みが生じます。治癒過程で傷部には瘢痕組織が形成されますが、元の組織は直線的・対称的であるのに対し、瘢痕は不規則なパターンで増殖します。深部摩擦マッサージは、皮膚が瘢痕にくっつく粘着部位(アドヒージョン)をほぐし、瘢痕組織を整然と配置させる効果があります。施術中は不快感が伴うことがありますが、長期的には痛みの軽減が期待できます。
必要なもの
- 水分を含まないクリーム(少量で十分)
手順
- 楽な姿勢で患部を支えられる面に置きます。例として、肘の深部摩擦マッサージを行う場合は、前腕をテーブルに乗せて座ります。
- 人差し指と中指の指先で優しく圧をかけ、最も痛みを感じるポイントを探します。
- 指先に直径約1cm程度のクリームを取り、均等に塗ります。
- 痛む部位にしっかりと圧をかけ、指を前後・左右・時計回り・反時計回りにゆっくりと動かします。これを5分間続け、1日2回、症状が改善するまで繰り返します。
