ナックルパッド(ガロッドパッド)とは?特徴・原因・治療法
特徴
ナックルパッドは、手の背側、特に指の近位指節間関節(PIP関節)上にできる、丸くて滑らかな皮膚色の結節です。サイズは数ミリから最大約15 mmまで成長し、数日で大きくなることもあります。外観は皮膚と同色で、イボやたこと間違われやすいですが、表面は滑らかです。
原因
遺伝的要因や原因不明のもの、繰り返しの外傷、他の疾患に伴って発生します。ボクサーや工場のライン作業者など、拳が頻繁に摩擦される職業の人に多く見られます。40歳以降に発症しやすいですが、幼児期に指を吸う習慣がある子どもでも起こります。また、手の筋膜が収縮するデュピュイトラン拘縮症と併発することがあります。
治療法
多くの場合、機能障害を伴わないため特別な治療は不要です。外傷が原因の場合は、手袋の着用や原因となる動作の回避で症状の進行を防げます。必要に応じてステロイド注射、組織を柔らかくする外用薬、行動療法、さらには放射線療法が行われることがあります。
外科的介入
成人での手術は再発率が高く、瘢痕組織が増えて結節が大きくなるリスクがあるため、通常は推奨されません。小児の場合は自然に消退することが多く、手術は避けられます。
