なぜそれを「鳥肌」と呼ぶのか?
鳥肌の語源
「鳥肌(goose bumps)」という語は、1933年にMerriam-Webster Collegiate Dictionaryに初めて掲載されました。定義は「寒さや恐怖、突然の興奮などで皮膚の乳頭が立ち上がり、皮膚がざらざらした状態になること」です。別名として「goose flesh」やラテン語の「cutis anserina(文字通り『ガチョウの皮膚』)」があります。ガチョウの羽が抜けたときに皮膚にできる小さな突起に似ていることから、この名前が付けられました。
鳥肌が起こる仕組み
鳥肌は、交感神経系からの自律的な神経刺激が皮膚の毛立筋(arrector pili)を収縮させ、毛根を立ち上げることで発生します。寒さや恐怖、感情的な刺激がこの神経刺激を引き起こします。
鳥肌の目的は?
医学的に確固たる理由はまだ解明されていませんが、主な仮説は2つあります。1つは、動物が捕食者に対して自分を大きく見せるために毛を立てるのと同様に、人間も同じ反応を示すというものです。この毛立ちが空気層を増やし、体温保持にも寄与すると考えられます。もう1つは、闘争・逃走反応に伴う心拍数上昇により血流が筋肉へ多く送られ、酸素供給が増えるという説です。
