窒息とは何か?意味と対処法
窒息とは
窒息は、呼吸が妨げられ酸素の取り込みと二酸化炭素の排出ができなくなる状態です。迅速な処置がなければ脳障害や死に至る重大な医療緊急事態です。
症状
酸素不足(低酸素症)により、次のような症状が現れます。
- 意識混濁・錯乱
- 呼吸困難・速い呼吸
- 心拍数増加
- 発汗
- 皮膚や唇が青くなる(チアノーゼ)
- 意識消失
- 痙攣
- 心停止
主な原因
- 食べ物、嘔吐物、玩具などの異物が気道を塞ぐ
- 自動車事故や圧迫外傷による胸部圧迫
- 一酸化炭素や煙などの有毒ガス吸入
- 首を締め付けて気道を遮断する絞殺
- 溺水により肺に水が入る
応急処置の手順
窒息が疑われる場合は、すぐに救急医療を要請してください。救助者が到着するまでに以下の手順を試みます。
- 意識がある場合は、喉に詰まっている場合は咳を促す。口の中に手を入れて異物を取ろうとしない(さらに奥へ押し込む恐れがある)。
- 意識がない場合は、頭を後方に傾け顎を持ち上げて気道を確保する。
- まだ呼吸しない場合は、人工呼吸を行う。鼻をつまみ、口を自分の口で覆い、胸が上がるまで息を吹き込む。2回の人工呼吸を行い、脈拍を確認する。脈拍がなければ心肺蘇生(CPR)を開始する。
- 呼吸が回復するか救助隊が到着するまで、人工呼吸とCPRを継続する。
CPRに関する注意点
CPRは体力を要する作業です。可能であれば他の人に助けを求め、協力して実施してください。単独の場合でも、呼吸が止まり脈拍がないときは、救助隊が来るまでCPRを続けることが重要です。
