脳卒中患者の服の着替え支援方法

脳卒中とは

脳卒中は成人の障害の主な原因のひとつです。血管が破裂したり、血栓が脳への血流を妨げることで起こります。主な症状は、腕や脚の片側の麻痺、運動や協調性の低下、言語障害、記憶障害などです。障害の程度は脳損傷の部位や重症度によって異なりますが、多くの脳卒中サバイバーは服を着替えるといった日常動作で介助が必要です。

服を着せる手順

  1. 患者にこれから行うことを説明し、全工程を伝えてください。できる限り自分で服を着るように促しましょう。

  2. まずは下着を着せます。ベッドや椅子の端に座らせ、足を下着に通し、膝上まで引き上げます。その後、患者が肩に手をかけてバランスを取れるように立たせ、残りの部分を引き上げます。

  3. 患者を再び座らせ、パンツを履かせます。弱い方の脚からパンツの脚口に通すと楽です。立ち上がると疲れる場合は、まず休ませてから行いましょう。

  4. シャツを選んで渡すか、患者が選べるなら選ばせます。言葉が出にくい場合は、2枚のシャツを前に見せてジェスチャーで選んでもらいます。前合わせのボタンシャツは、片方の腕が弱いときに便利です。ボタンシャツの場合、弱い方の腕を先に袖に入れ、次に強い方を入れてからボタンを留めます。プルオーバーの場合は、頭からかぶせ、弱い腕から袖に入れ、続いてもう一方の腕を入れます。

  5. 靴下をはかせ、その後靴を履かせます。滑り止めのあるしっかりした靴を選びましょう。スリッパを好む場合は、足にしっかり合い、滑り止めがあるものを選びます。

脳卒中 - 関連記事