甲状腺ホルモンを増やす方法

甲状腺機能低下症とは

甲状腺機能低下症は、甲状腺が十分な量の甲状腺ホルモン(T3・T4)を産生できない状態です。主な症状には体重増加、乾燥肌、うつ状態、血中コレステロール上昇、筋力低下などがあります。血液検査でホルモン濃度を測定し、必要に応じて薬剤で補うことが一般的です。

甲状腺ホルモンを増やす具体的な方法

  1. ヨウ素を多く摂取する 甲状腺はヨウ素を原料にホルモンを作ります。ヨウ素が不足するとホルモンレベルが低下しやすくなります。ヒラメ、タラ、凝縮ミルク、チェダーチーズ、海藻(昆布、わかめ)などを食事に取り入れましょう。
  2. 合成T4薬(レボチロキシン)を服用する レボチロキシンは体内のT4濃度を正常化します。代表的な製品はSynthroid(シンセロイド)ですが、Levoxyl、Levothroid、Unithroid などもあります。
  3. T3とT4を同時に含む薬剤を選ぶ アーマーサプリ(Armour Thyroid)は豚の甲状腺から抽出した自然由来製剤で、T3(トリヨードサイロニン)とT4(レボチロキシン)の両方を含みます。T3が必要かどうかは医師の見解が分かれますが、吸収を最適化したい場合は検討の余地があります。
  4. 服用タイミングを工夫する 一般的には空腹時の朝に服用しますが、Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism の研究では、就寝前に服用した方が吸収率が高いと報告されています。自身の生活リズムに合わせて、医師と相談の上最適な時間帯を決めましょう。
  5. 食事やサプリでの干渉を避ける 大豆や食物繊維を多く含む食品、カルシウム・鉄分・制酸剤はレボチロキシンの吸収を阻害します。豆腐、納豆、全粒穀物、サプリメントを摂取する場合は、薬の服用と時間をずらすか、医師に相談してください。

以上のポイントを踏まえて、医師と定期的に検査を行いながら適切な薬剤と食事管理を組み合わせることで、甲状腺ホルモンのレベルを効果的に上げることができます。

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