尿カテーテル使用中止の基準と安全管理
背景
感染管理・疫学専門家協会(APIC)によると、院内獲得尿路感染症(UTI)の約80%が尿カテーテルに起因し、入院患者の約半数が実際にはカテーテルを必要としていません。
適応条件
- 尿路閉塞や大量出血を伴う尿、自己排尿ができない神経因性膀胱。
- 仙骨部の高度な褥瘡や、緩和・ホスピスケアを受けている患者。
使用が不適切なケース(専門家の見解)
- 失禁のみを目的とした使用。
- 寝たきりや活動制限だけでの使用。
- 尿検体採取や、ICU以外での単純な入出量管理。
実務的なヒント
患者安全局が提供するエビデンスベースのフローチャートを活用し、カテーテルの必要性を定期的に評価しましょう。
注意点
APICは、カテーテルが膀胱に留置される日数が1日増えるごとに、カテーテル関連尿路感染症(CAUTI)のリスクが約5%上昇すると警告しています。
