尿路感染症のサインと症状
尿路感染症(UTI)は、膀胱、腎臓、子宮、尿道のいずれかから発生します。多くの場合、尿道に近い部位が感染しやすく、腸内細菌などが尿道に付着し、上行性に尿路へ広がります。
頻尿
- 尿量が少ない状態で頻繁にトイレに行きたくなるのは、UTIの代表的なサインです。常に排尿したい感覚が続くこともあります。夜間に何度もトイレに起きるのは、特に警戒すべき症状です。睡眠中は通常排尿欲求が抑えられるため、夜に1回以上起きて排尿するのは異常です。
排尿時の不快感
- 排尿時に痛みや灼熱感を感じることもUTIの典型的な症状です。軽い違和感から、強い焼けるような痛みまで様々です。尿の色が濁っていたり血が混じっている、または異常に強い臭いがする場合も感染が疑われます。
膀胱炎
- 感染が膀胱に達すると、発熱や倦怠感が現れます。下腹部が鈍い痛みや圧迫感を伴うことがあります。
腎盂腎炎(腎臓感染)
- 感染が腎臓に広がると、重篤な症状が出ます。高熱、背部や側腹部の痛み、吐き気・嘔吐が見られます。皮膚が熱くなったり、寒気や震えが伴うこともあります。倦怠感、意識混濁、激しい腹痛も警戒すべきサインです。
合併症と対処法
- UTIは早期に発見すれば、重症化を防げます。水分をたっぷり摂る、クランベリージュースやブルーベリーを摂取するなどの自宅療法で自然に回復することもあります。ただし、腎臓まで感染が広がり治療が遅れると、永続的な腎機能障害を招く恐れがあります。
