排尿が困難になる原因は?

排尿が困難(排尿遅延)とは、尿が出始めにくい、または尿流が途切れやすい状態を指します。年齢や性別に関係なく起こり得ます。

排尿遅延は男女問わず起こります。

男性の場合

最も一般的な原因は前立腺肥大です。前立腺が大きくなると尿道が部分的に狭くなり、排尿に余分な圧力が必要になります。

女性の場合

女性の排尿遅延の主な原因のひとつは膀胱内の尿量が不足することです。過活動膀胱や排尿機能障害により、膀胱に十分な尿がたまらず、排尿が始まりにくくなります。

その他の原因

  • 尿路感染症
  • 前立腺炎(前立腺の炎症や感染)
  • 一部の薬剤の副作用
  • 恥ずかしさや緊張による「恥ずかし膀胱」症候群
  • 神経系疾患(脊髄損傷、多発性硬化症など)

自宅での対処法

下腹部に温熱パックを当て、膀胱を軽くマッサージすると排尿が促進されることがあります。また、十分な水分摂取が重要です。特にクランベリージュースは尿路の健康に有効です。

医師の受診が必要なとき

初めて排尿困難を経験した場合は受診してください。排尿時の痛みや灼熱感、頻尿、濁った尿、強い尿意などは感染のサインで、抗生物質が必要になることがあります。発熱、嘔吐、背部や側腹部の痛み、1〜2日間尿がほとんど出ないといった症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。

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