スピニングトップ尿道(STU)の概要と対処法

スピニングトップ尿道(STU)とは

放射線科医が尿道の形態変異を表すために用いる用語で、特に若い女性に多く見られます。尿道の後方が拡張し、膀胱を支える筋肉と尿道の筋肉が協調しないことが原因と考えられます。

症状

スピニングトップ尿道は尿動態異常と関連し、排尿時に尿道が狭くなることで尿の流れが妨げられ、膀胱が完全に排空できないことがあります。その結果、膀胱の拡張、尿路感染症、尿漏れなどが起こります。

診断

主にビデオ尿流動態検査(ビデオUドロメトリー)で診断されます。X線や超音波で膀胱の充満・排尿様子を撮影し、膀胱に近い部分が広く、尿道口に向かって狭くなる「トップ」の形状が確認されます。

治療

症状が出た場合は行動療法が基本です。定時排尿や二回排尿(ダブルバイド)を行うことで膀胱漏れや尿貯留のリスクを低減できます。再発性尿路感染がある場合は長期的な抗生物質投与が必要になることがあります。また、膀胱筋のコントロールを改善する薬剤も利用されます。

留意点

子どもは膀胱コントロールの問題を恥ずかしがることがありますが、ほとんどの失禁や尿機能障害には有効な治療法が存在します。ビデオ尿流動態検査は、スピニングトップ尿道を含む内部異常の診断に欠かせない手段です。

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