泌尿器科でのカウデ(Coudé)カテーテルの使用法

尿道カテーテルは、患者の膀胱にプラスチックチューブを挿入し、尿を排出したり膀胱内治療を行う技術です。カテーテルは先端のサイズや形状が様々あり、男女の解剖学的違いに合わせたものがあります。カウデ(Coudé)カテーテルは、先端が湾曲した特殊な形状で、男性の前立腺や尿道の狭窄部をスムーズに通過できるよう設計された、フォーリーカテーテルの一種です。

カテーテルが必要な場合

  • 外傷や手術などで自力で排尿できない場合
  • 尿閉や失禁、前立腺肥大症、膀胱手術などの泌尿器疾患
  • 下半身麻酔を伴う手術や処置
  • 神経・筋疾患による排尿障害
  • 尿道や膀胱への通路が何らかの障害で妨げられている場合、特にカウデカテーテルが有効です。

用途

  • バルーン付き(留置型)またはバルーンなしで使用でき、バルーンは体内でカテーテルを固定します。
  • 男性の前立腺が原因で挿入が困難なケースに推奨されます。
  • 女性でも、出産歴や年齢、体重、会陰形成術の有無などにより尿道形状が多様であり、カウデカテーテルはそれらの違いに対応してスムーズに挿入できます。

特別な使用法

  • 分娩誘発時に、子宮頸部を「熟成」させる目的でフォーリーまたはカウデカテーテルが用いられることがあります。カテーテルを子宮頸部と子宮内膜の間に挿入し、無菌水を注入して圧力をかけ、子宮収縮を促し頸部を開かせます。

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