水痘ワクチンを筋肉内に接種した場合の影響は?
水痘(帯状疱疹ウイルス)による感染は、幼児や成人では重篤化することがありますが、1995年に米国で最初のワクチンが承認されて以来、定期接種により罹患数・入院・死亡が大幅に減少しています。
生ワクチン(弱毒化ウイルス)について
水痘ワクチンは、ウイルスを弱毒化(減毒)した生ワクチンです。弱毒化された水痘・帯状疱疹ウイルスが含まれており、免疫を安全に誘導します。
ACIP(米国予防接種委員会)の推奨
ACIPは、ワクチンは製造メーカーが定めた「経路・部位・用量・回数」に従って接種することを推奨しています。
推奨接種部位と経路
- 水痘ワクチンをはじめとする生ワクチンは、皮下(皮膚のすぐ下)に接種することが標準です。
筋肉内に誤って接種した場合
- 万が一、皮下ではなく筋肉内に接種したとしても、ACIPはその投与を有効とみなします。再接種は不要で、保護効果は期待できます。
ミスの報告方法
- 接種ミスが発覚した場合は、米国安全投薬実践機構(ISMP)へ報告してください。ISMPは医薬品エラーを監視し、再発防止策を提案します。
誤った部位への接種は推奨されませんが、筋肉内接種でも免疫は得られるため、過度に心配する必要はありません。ただし、今後同様のミスを防ぐために報告と教育が重要です。
