鳥インフルエンザの治療法と対策
鳥インフルエンザ(アバイアンフル)は、主に鳥類に感染するインフルエンザウイルスです。世界中で何百万匹もの鳥が死亡しており、人への感染はまれですが、感染した場合の致死率は約50%と非常に高いと米国疾病予防管理センター(CDC)が報告しています。ウイルス性の疾患であるため根本的な治療法はありませんが、症状を緩和し合併症を防ぐための治療法は存在します。
抗ウイルス薬
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鳥インフルエンザはウイルス感染であるため、抗生物質は効果がありません。症状が出てから48時間以内に投与すれば、抗ウイルス薬のタミフル(オセルタミビル)やリレンザ(ザナミビル)がウイルス増殖を抑える可能性があります。CDCはタミフルを第一選択としていますが、ウイルスが薬剤耐性を獲得するリスクも指摘されています。
入院治療
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鳥インフルエンザは季節性インフルエンザより重症化しやすく、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)やウイルス性肺炎などの呼吸器合併症を起こすことがあります。重症例は酸素吸入や人工呼吸器による呼吸補助が必要となり、入院管理が不可欠です。呼吸障害がある患者は死亡リスクが高まります。
従来の対処法(自宅療法)
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症状は季節性インフルエンザと類似するため、基本的な自宅ケアは同様です。十分な休養を取り、免疫力がウイルスと闘えるようにします。また、発熱や脱水を防ぐために水分を多く摂取しましょう。熱や頭痛、筋肉痛には、市販の解熱鎮痛薬(アセトアミノフェンやイブプロフェン)が有効です。なお、子どもにアスピリンを与えるとレイ症候群という重篤な状態を引き起こす恐れがあるため、絶対に使用しないでください。
