扁桃炎(扁桃腺炎)の診断と対策

症状

  • 耳の痛み、発熱、悪寒、頭痛
  • 48時間以上続く喉の痛み、顎や喉の圧痛、嚥下困難
  • 声がかすれる、声が変わることもある

外観

  • 扁桃腺が赤く腫れ、白い斑点や膿が見られることがある
  • 顎や首のリンパ節が腫れ、触れると痛みを伴うことがある

検査

医師は口腔内と咽頭の状態を観察し、症状を聴取します。必要に応じて迅速抗原検査(ラピッド・ストレプテスト)を実施し、喉の綿棒で採取したサンプルから細菌・ウイルスの有無を判定します。これにより、細菌性かウイルス性かを区別できます。

治療

診断後は自宅での対症療法が基本です。スープや温かいお茶などの温熱飲料を摂取し、温塩水でうがいを行うと症状緩和に役立ちます。解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン、イブプロフェン)で熱や痛みを抑えます。

細菌性扁桃炎の場合は、ペニシリン系抗生物質などの抗生剤で治療します。症状が改善しても、処方された全ての薬剤は指示通りに服用し、感染を完全に除去します。

薬物療法や自宅ケアで改善しない場合は、外科的除去(扁桃摘出術)が検討されます。扁桃摘出術により、再発リスクを根本的に排除できます。

合併症

未治療のまま放置すると、重篤な合併症を引き起こす恐れがあります。主な合併症は脱水、細菌性・ウイルス性咽頭炎、連鎖球菌性咽頭炎(溶連菌性咽頭炎)、リウマチ熱、気道閉塞、咽頭膿瘍、腎不全(急性糸球体腎炎)などです。早期の診断と適切な治療が重要です。

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