ウイルス性皮膚疾患の概要と主な種類

ウイルスは人体の様々な臓器に感染し、皮膚にも多数のウイルスが侵入します。皮膚ウイルスは感染者間で非常に伝染しやすく、さまざまな発疹として現れます。

症状と兆候

ウイルス性皮膚疾患は、赤みや熱感だけの単純な発疹から、液体がたまった水疱まで多様です。発熱を伴うこともありますが、必ずしも伴わない場合もあります。

水痘(水ぼうそう)

水痘は水痘帯状疱疹ウイルス(Varicella‑zoster virus)による感染症です。ワクチンはありますが、子どもに多く見られます。発疹は主に体幹部に液体を含む小さな水疱として現れ、顔や腕にも広がります。

ヘルペス

ヘルペスは単純ヘルペスウイルス(HSV)によって起こります。HSV‑1は口唇や顔に病変を、HSV‑2は性器周辺に病変を形成します。完治は難しいものの、抗ウイルス薬で発症を抑えることが可能です。

麻疹(はしか)

麻疹は麻疹ウイルス(Measles virus)による感染症です。発疹は体全体に広がる平坦な大きな斑点として現れます。ワクチン接種により予防可能です。

天然痘

天然痘はかつては致死的な感染症でしたが、1970年代にワクチン接種により根絶されました。再び使用される懸念があります。発疹は水痘に似ていますが、顔と腕に主に現れ、体幹部への出現は少ないです。

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