Menactraワクチン(MCV4)の副作用と注意点

米国では、髄膜炎菌ワクチンとして Menomune(MPSV4)と Menactra(MCV4)の2種類が使用されています。利点の違いから、2歳から55歳までのすべての人に対しては Menactra が推奨され、55歳以上のハイリスク群には Menomune が用いられます。ただし、Menactra には稀に深刻な副作用が報告されています。

注射部位の反応

米国疾病予防管理センター(CDC)によると、ワクチン接種後に注射部位の痛みや赤みが現れる人は最大で半数に上ります。特に Menactra でこの傾向が強く、通常は1〜2日で自然に改善します。

発熱

ワクチンを受けた一部の人に軽度の発熱が見られますが、頻度は低く、数日で解熱することがほとんどです。

ギラン・バレー症候群(GBS)

2008年2月時点で、米国ワクチン有害事象報告システム(VAERS)には Menactra 接種後にギラン・バレー症候群が発症したと報告されたケースが26件ありました。そのうち24件は11歳から19歳の若者で、症状は接種後6週間以内に出現しています。

注意事項

GBS の発症率は1,500万回以上の接種に対し26件と極めて低いため、因果関係は確定されていません。しかし、過去に GBS を経験した人は Menactra の接種を避けるよう勧められています。

接種上の考慮点

以下の条件に該当する場合は Menactra の接種を控えてください。

  • ラテックスゴムや髄膜炎菌ワクチン、ジフテリアワクチンに対してアレルギー反応を起こしたことがある。
  • 化学療法、放射線療法、ステロイド投与などで免疫力が低下している。

ワクチン接種は個々の健康状態やリスクを考慮し、医療専門家と相談の上で判断することが重要です。

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