コクサッキーウイルスの診断方法
概要
コクサッキーウイルス(Coxsackievirus)は、特に子供に多く見られる喉の痛みやインフルエンザ様症状の原因ウイルスです。最も一般的な疾患は手足口病で、他にも出血性結膜炎、ヘルパンギナ、胸膜炎などが春・秋の涼しい季節に流行します。多くの場合は症状が軽く、数日で自然に回復しますが、まれにウイルス性髄膜炎、脳炎、心筋炎といった重篤な合併症を起こすことがあります。
必要なもの
- 体温計
診断手順
- 体温を測定する
高熱が出ることが多く、他に目立った症状がないこともあります。 - 痛みや不快感の部位を確認する
頭痛、筋肉痛、喉の痛み、腹部の不快感や吐き気など、コクサッキーウイルスに共通する症状を探します。 - イライラや嚥下時の痛みを観察する
乳幼児では特に嚥下時の痛みが見られます。 - 口腔内をチェックする
手足口病では舌、喉、口蓋、歯茎、扁桃、頬の内側に水疱ができます。ヘルパンギナでは口蓋や口の天井、扁桃に赤い輪郭の水疱や潰瘍が現れます。 - 手足や体表を確認する
指先、手のひら、足の裏、臀部、腕・脚に赤く痛みを伴う水疱があるか調べます。これらは手足口病の典型的な症状です。 - 目の状態をチェックする
出血性結膜炎では眼の痛み、赤み、涙目、腫れが現れ、光に過敏になり視界がぼやけることがあります。 - 医師に相談する
コクサッキーウイルスに特効薬はないため、診断は主に症状の観察で行われますが、必要に応じて医師の確認を受けてください。
