胃腸ウイルスの自然療法

「胃腸ウイルス」は、ロタウイルス、アストロウイルス、サポウイルス、ノロウイルスなど、消化管に感染するさまざまなウイルスが引き起こす疾患を総称した言葉です。ワクチンが利用できるのはロタウイルスだけで、主に乳幼児の下痢を予防しますが、年齢に関係なく感染する可能性があります。症状の緩和だけでなく、回復を早めるために自然療法が推奨されることがあります。

摂取すべき液体

嘔吐や下痢により体内の水分と電解質(ナトリウム、カリウム)が失われやすく、脱水症状が懸念されます。まずは少量の水から始め、喉に残らない程度(小さじ1杯程度)を目安に摂取してください。水だけでは栄養素が補えないため、飲み込めるようになったら、リンゴジュースやハーブティーなどを選びましょう。酸性のオレンジジュース、カフェイン入りのコーヒー、炭酸飲料は避け、炭酸が抜けたジンジャーエールなども適量で。

摂取すべき食べ物

ウイルスが体内で排除されるまで、消化器官は休息が必要です。液体が数時間続いて問題なければ、少量ずつ消化に優しい食事を試みます。バナナ、薄味のスープ、トーストなどの淡白な食品が適しています。脂肪分や辛味、酸味の強い食品、乳製品は回復後2〜3日経過するまで控えましょう。

活動を控える

体がウイルスと戦うエネルギーを確保できるよう、安静に努めます。必要に応じて軽い動作は許容しますが、できるだけ休息し、十分な睡眠を取ってください。また、こまめな手洗いや入浴で清潔を保ち、ウイルスの拡散を防ぎます。汗や唾液、嘔吐物などの体液にも感染力があるため、塩素系の除菌シートで家屋内の汚染が疑われる箇所を拭き取り、再感染や他者への感染を防止しましょう。

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