扁平いぼ(平らないぼ)除去のポイント
扁平いぼは腕、顔、脚、手の甲など、体のあらゆる部位にできることがあります。通常のいぼより平らで小さく、子どもに多く見られます。ヒトパピローマウイルス(HPV)による良性腫瘍で、周囲の皮膚より色がわずかに異なることがあります。
概要と治療法
扁平いぼは平らで滑らかです。足底いぼとは違い、ざらざらしません。シェービングや摩擦による炎症が原因でできることもあります。治療法は、サリチル酸を含む市販薬、凍結療法(クライオセラピー)、レーザー、外科的除去、免疫刺激クリーム(イミキュモド/アルダラ)などがあります。
凍結療法(クライオセラピー)
医師が液体窒素でいぼを凍結し、周囲に水ぶくれを作ります。約1週間で壊死した組織が自然に剥がれ落ちます。
外科的除去
いぼを切除し、電極で基底部を焼灼する方法です。凍結と組み合わせることもあります。ほかの治療が効果がない場合に選択されます。
レーザー治療
CO₂レーザーなどでいぼを焼灼する非侵襲的な方法です。大きく広がった扁平いぼに有効です。
焼灼(カウタリゼーション)
熱い器具で組織を破壊し、いぼを除去します。
カンタリジン療法
カンタリジンはブリッシュビートルから抽出される成分で、無臭・無色の固体です。希釈していぼに塗布すると、水ぶくれができ、数日後にいぼが剥がれます。
DNCB(ジニトロクロロベンゼン)実験療法
FDA未承認の実験的治療で、皮膚に接触感作作用を持つ化学物質です。免疫反応を刺激し、いぼの再発を抑える可能性がありますが、かゆみや赤みを伴うことがあります。
注意点
いぼが除去されてもウイルスが残っていれば再発することがあります。また、除去後に瘢痕が残る可能性もあります。
