平坦イボ(Verruca Plana)の治療法
平坦イボ(Verruca Plana)は、肉色から赤茶色の平らな隆起部で、直径は5mmほどです。主に子供や思春期の若者の顔に現れ、手足には比較的少ないです。危険なものではありませんが、見た目が悪く、時には変形することもあります。自然に消えることもありますが、数年かかることがあります。以下では、原因から治療法、予防策までを詳しく解説します。
原因
- 平坦イボはヒトパピローマウイルス(HPV)感染が原因です。HPVは130種類以上の型があり、感染した人から他の人へと伝染します。皮膚や粘膜に感染し、イボや一部のがんを引き起こすことがありますが、平坦イボは特定の非癌性 HPV 型によって生じます。
薬剤療法
- 市販のイボ除去薬は酸を含み、顔に使用すべきではありません。周囲の皮膚や目・鼻の粘膜を損傷する恐れがあります。平坦イボの治療は必ず医師に相談し、適切な処置を受けましょう。
主な医療処置
- 凍結療法(クライオセラピー)が最も一般的です。液体窒素で患部を瞬間的に凍結し、数日後に水ぶくれができ、約1週間で健康な皮膚に置き換わります。
- 高温焼灼(電気メスや金属プローブで熱を加える)も行われますが、周囲の皮膚へのダメージリスクがあります。
- レーザー照射や外科的切除によってイボを直接蒸発・除去する方法があります。術後に小さな瘢痕が残ることがあります。
代替療法
- にんにくをすりおろして患部に塗り、絆創膏で覆う民間療法があります。毎日続けると約2か月でイボが消えることがあります。
- 催眠療法がイボの発生に効果があると主張する専門家もいますが、複数回のセッションが必要で成功は保証されません。
予防策
- イボは感染症です。感染者の皮膚と直接接触しないようにし、タオルや衣類は共有しないでください。
- 顔にイボがある場合、同じ枕を共有しない、触れた後は必ず手を洗うなどの衛生管理が重要です。
注意点
- 自己処理は絶対に避けてください。かく、切る、焼くなどの行為は症状を悪化させ、痛みや目立つ瘢痕を残すだけでなく、ウイルスが拡散し新たなイボができる原因となります。
