手術後に起こる循環障害の治療法とは?
酸素を含んだ血液を肺から全身へ送り出す循環系は、長時間座りがちになると機能が低下しやすく、特に手術直後の患者さんでは循環障害が起こりやすくなります。そんなときに有効な治療法をご紹介します。
フィルター(下大静脈フィルター)
手術後に経口薬が使用できない場合、大静脈に傘状のフィルターを留置し、血栓が肺へ流れるのを捕捉・阻止します。
抗凝固薬(血液を薄める薬)
手術後に血液の凝固を抑えることで血栓の形成を防ぎます。注射や錠剤で投与されます。
圧迫ストッキング
最も一般的に用いられる初期治療です。足全体を一定の圧で締め付け、筋肉のポンプ作用を補助し、静脈内の血流を促進します。
リフレクソロジー(足マッサージ)
足裏のツボを刺激するリフレクソロジーは、循環障害の改善に効果があるとされています。患者の状態に合わせ、最大で8回程度のセッションが行われます。
マッサージ
深層組織マッサージは、手術後に動きが少なくなった部位の血流を高め、全身の循環を改善します。
