急性頭部外傷の対処法と治療ガイド

頭部外傷とは

頭部外傷は頭や脳に受けた外傷全般を指します。頭蓋骨骨折(線状骨折、凹陷骨折、基底骨折)や頭蓋内出血(硬膜下血腫、硬膜外血腫、脳実質内出血)など、さまざまなタイプがあります。また、刺し傷や銃弾などの貫通傷がない閉鎖性頭部外傷も含まれます。自動車事故、転倒、暴行、虐待など、あらゆる外傷が原因となります。

急性頭部外傷の治療手順

  1. 血腫(いわゆる「ガチョウの卵」)の対処

    頭皮と頭蓋骨の間に出血がある場合は、氷嚢を20〜30分間当てます。2〜4時間ごとに繰り返すと腫れが抑えられ、自然に吸収されやすくなります。

  2. 軽度の頭部外傷

    十分な安静と水分補給を心がけましょう。痛みがある場合は、アセトアミノフェンなどの鎮痛剤を服用しても構いません。

  3. 縫合が不要な切り傷の処置

    傷口を清潔に洗浄し、滅菌ガーゼで止血・保護します。大きな裂傷や深い切り傷は医師の診察が必要です。破傷風予防接種が求められることもあり、場合によっては数日間の入院観察が必要になることがあります。

創傷・けが - 関連記事