脳脊髄液に感染症は起こりますか?
脳脊髄液(CSF)に感染が起こると、髄膜炎と呼ばれます。髄膜炎は脳と脊髄を覆う膜の炎症で、重篤な疾患です。主に細菌やウイルスが原因ですが、真菌や寄生虫が関与することもあります。
主なタイプ
細菌性髄膜炎は最も一般的で、鼻や喉などから血流に侵入した細菌が原因です。ウイルス性髄膜炎は比較的まれで、風邪の原因となるエンテロウイルスなどが関与します。
症状
頭痛、発熱、頸部硬直、吐き気・嘔吐、光過敏などが典型的です。重症化すると脳障害や難聴、最悪の場合は死に至ります。
治療と予防
原因に応じて抗生物質や抗ウイルス薬が投与されます。重症例では入院・集中治療が必要です。なお、髄膜炎球菌や肺炎球菌による髄膜炎はワクチンで予防できます。
