顎前突(アンダーバイト)が子どもに与える影響と対策

顎前突(アンダーバイト)は、下顎が上顎より前に出て下前歯が上前歯に重なる遺伝性の状態です。鏡の前で下顎を突き出すと、見た目が大きく変わります。この状態は顎骨の形成異常や歯列不正を引き起こし、子どもは虫歯、食事や呼吸、会話の困難を抱えることがあります。

外見への影響

顎前突が重度になると、顎が突き出て顎先が長く見えるため、外見上の異常が目立ちます。見た目の変化は子どもの自己意識に影響し、社会的・感情的な問題や自尊心の低下を招くことがあります。

顎関節(TMJ)への影響

顎前突の子どもは顎や顎関節に慢性的な痛みを感じることがあります。放置すると顎関節症(TMJ障害)につながり、顎関節に過剰な負荷がかかります。主な症状は頭部や頬の痛み、口を開閉したときのカチッ・ポキッという音、顎の可動域制限などです。

虫歯のリスク

噛み合わせが不正になると歯のエナメル質が摩耗しやすく、虫歯や歯のひび割れ、破折のリスクが高まります。

栄養不足のリスク

顎前突があると食べ物を噛む・飲み込むのが難しく、食事が制限されがちです。その結果、栄養摂取が不十分となり、成長障害につながります。さらに、歯の摩耗が進むと食事がさらに困難になる悪循環が生じます。

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