被せ物(クラウン)付きの歯でのパルプテスト方法
重要性
歯髄が死んでいると、根尖部に膿がたまり、顎骨に膿瘍(アブセス)が形成されます。損傷した歯のパルプテストで歯髄が生存していないことが判明した場合、歯科医は根管治療を行い、死んだ組織を除去して膿瘍の発生を防ぎます。
手順
フルクラウンで覆われた歯でも評価できるパルプテストとして、電気パルプテスト(EPT)と冷却テストがあります。どちらも、生きた歯髄は刺激に反応し、死んだ歯髄は反応しないという原理に基づいています。EPTは微弱な電流を、冷却テストは低温を用いて歯髄の感覚を確認します。
専門家の見解
クラウンの縁部に露出した歯質がある場合、そこに電極を当てて電子的にパルプテストを実施できます。多くのEPT装置は細い先端アダプターを備えており、狭い露出部でも測定が可能です。一方、冷却テストはクラウン自体が熱伝導性を持つため、直接的な歯面へのアクセスがなくても歯髄の反応を評価できます。
